困難症成功事例
< 困難事例10 >
先天性股関節脱臼から変形性股関節症
先天性股関節脱臼でずっと運動できなかった。足の長さも左右差があり、相談時点では歩行も不可能な状態であった。
しかし、40歳を過ぎておられ、古い記録がまったくなかった。障害者手帳も成人されてから取得されていた。
問題点
子供の頃からずっと足が不自由だったが、年齢とともにひどくなっていった。
初診日に関する記録もなく、区役所で記録がないのであれば申請できないと言われておられた。

解決方法
小学校や中学校の通知簿に、「体育は見学をしていますが、よく声を出して応援してくれています。」といった記録や、当時の写真(杖を使用している)を添付して申請し、認められた。
※先天性股関節脱臼は、生後すぐに矯正すれば普通に日常生活がおくれます。そのため、変形性股関節症と診断された日を初診日として取り扱う事が可能です。
ここまでしなくても認定された可能性は高いです。また、現在は証言を2名集めるだけで申請できます。